「次の総理は誰になってほしい?」1位はやっぱりあの人!?それでも電話とネットで調査したら、違う答えになりました!

選挙ドットコムでは、6月13日(土)・14日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
電話調査(JX通信社と共同実施)では1,048件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)では1,000件の有効回答を得ました。

次期総理大臣には誰になってほしいですか?

安倍総理大臣は2021年9月の自民党総裁としての任期を迎えます。現在は自民党・公明党が与党のため、「自民党総裁=総理大臣」になります。次期自民党総代には現在のところ、安倍総理からの禅譲が取り沙汰されている岸田文雄氏、政権批判を先鋭化させている石破茂氏、新元号の発表で人気を博した菅義偉氏、Twitterで圧倒的人気を集める河野太郎氏などが噂されています。

選挙ドットコムでは、6月度のハイブリッド意識調査で「次の首相にふさわしいと思う人物をお答えください。」という質問を行い、選択肢として「安倍晋三」氏、「菅義偉」氏、「石破茂」氏、「岸田文雄」氏、「河野太郎」氏、「野田聖子」氏、「西村康稔」氏、「小泉進次郎」氏、「枝野幸男」氏、「吉村洋文」氏、「小池百合子」氏、「志位和夫」氏を上げました。

今回は注目の結果を発表いたします。

1位はやっぱりあの人だった!

ハイブリッド調査結果は上の図の通りです。

石破茂氏:23.7%、安倍晋三氏:16.9%、吉村洋文氏:13.4%、小泉進次郎氏:10.3%、小池百合子氏:8.1%、河野太郎氏:7.6%、枝野幸男氏:5.1%、菅義偉氏:4.4%、志位和夫氏:3.8%、岸田文雄氏:3.3%、野田聖子氏:2.0%、西村康稔氏:1.4%となりました。

今回の調査では、安倍総理に7ポイントも離して石破茂氏は1位となりました。以前にも選挙ドットコムでは次期総理大臣にふさわしい人はだれかという調査を行いました(詳しい記事はこちら)。その際は、安倍氏と石破氏の差は1%程度しかありませんでしたが、今回は大きく開きました。

ネットでは吉村氏、電話調査では石破氏が1位!

ネット調査では、安倍氏:6.7%、菅氏:5.1%、石破氏:17.5%、岸田氏:2.6%、河野氏:9.5%、野田氏:1.1%、西村氏:0.6%、小泉氏:11.1%、枝野氏:4.1%、吉村氏:18.2%、小池氏:10.9%、志位氏:3.9%となりました。

電話調査では、安倍氏:18.4%、菅氏:3.7%、石破氏:29.6%、岸田氏:4.0%、河野氏:5.8%、野田氏:2.9%、西村氏:2.2%、小泉氏:9.4%、枝野氏:6.0%、吉村氏:8.9%、小池氏:5.3%、志位氏:3.7%となりました。

ネット調査では吉村氏が1位になり、電話調査では石破氏が1位となりました。ネット調査の2位は石破氏、電話調査の2位は安倍氏となりました。

支持政党別では?

無党派層(支持する政党はない)の中では石破氏が1位、吉村氏が2位、安倍氏が3位になりました。その次に支持者が多い自民党支持層の中では安倍氏が他の方を差し置いてダントツの1位です。

また、立憲民主党や国民民主党などの野党では石破氏が幅広く支持を集めています。日本維新の会の支持層の中では吉村氏がダントツで1位となっています。

憲政史上最長の在任記録を持つ安倍総理は、一体次は誰にバトンを渡すのか?
注目をしていきましょう。

今後も選挙ドットコムでは毎月定例で意識調査を実施し、みなさまにお伝えしていきます。また、選挙ドットコムのハイブリッド意識調査では、これまでわからなかった全世代の声を集めることができます。政党や政治家の方からの依頼に基づいて調査を実施することも可能ですので、ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

調査概要:調査は令和2年6月13日(土)と14日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で1,048件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査ではスマートフォンアプリのダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。

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