今年は三重県亀山に鉄道が敷かれて130年です。
亀山と鉄道の関わりや駅で使われていたものなどを紹介する企画展が、亀山市歴史博物館で開かれています。
子どもたちの夏の自由研究にも役立ててもらおうと、街道で栄えていた亀山が鉄道のまちに移り変わった当時の様子から鉄道グッズまで、分かりやすく紹介されています。
国鉄の職員が持っていた駅の構内図や実際に着ていた制服など、地域から寄贈されたものを中心に150点が展示されています。
使用済みの切符も展示され、自動改札機が導入されるまでは硬い厚紙で、駅員がハサミで切り込みを入れていました。
切り込みの形は亀山駅は四角、下庄駅では山形で駅ごとに違ったことが分かります。
その他、立ち売りしていた駅弁など、子どもにとって新鮮で大人にとっては懐かしい資料が集まっています。
企画展「亀山に汽車がやってきた。」は、9月6日まで開かれています。