三重県津市を流れる岩田川の河口沖合で発生した海難事故で、人命救助を行った6人が19日、四日市海上保安部から表彰されました。
この海難事故は、6月7日に岩田川の沖合で発生したもので、水上オートバイと遊具で遊んでいた子どもを含む男女3人が漂流しました。
3人を救助し、沈没しかけていた水上オートバイを曳航（えいこう）して新たな事故を未然に防いだ6人が表彰されました。
感謝状の贈呈式では、救助協力の連絡を受けて直ちに救助に向かった伊勢湾海洋スポーツセンターのボランティア救難救助員、ヨットで付近を航行中だった津市の前田茂夫さんと至史さん親子らに、四日市海上保安部の田脇徹保安部長から感謝状が手渡されました。
6人は、ヨットやクルーザーなど10年から40年のキャリアがあるベテラン揃いだということです。
