人気テーマパークから大舞台にステップアップした三代目・山下健二郎

人気グループ・三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎が18日、都内で行われた主演映画「八王子ゾンビーズ」(鈴木おさむ監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

各スポーツ紙によると、同映画は、ダンサーの主人公が、訳ありのゾンビたちを踊りで成仏させるコメディー。2年前の舞台版でも主演を務めた山下は、「舞台から約2年間同じ役をやらせてもらっていて、僕にとって大事な作品」と話したという。

京都の高校を卒業した山下は、大学ヘ進学するも10日も通わずに中退。アルバイトをしながらダンスを続けていた生活が1年経過し、ダンスの専門学校へ進学。卒業後、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のパレードダンサーとして勤務していた。

その後、現在の所属事務所が運営する「EXPG大阪校」に開校と同時に通い始め、特待生を経てインストラクターとなりUSJの仕事を辞めた。

09年、「第1回劇団EXILEオーディション」で最終候補者となったことをきっかけに上京。10年4月に劇団EXILEのメンバーとなるが、同年9月に三代目J Soul Brothersのメンバーとなった。

「ほかのメンバーはイケイケ、オラオラ系のイケメンが多い中、山下は癒やし系でおまけにダンスはキレキレ。グループ内でのビジュアルのバランスを保つことに貢献している。親しみやすいキャラで、軽快なトークも人気を集めている」(音楽業界関係者)

ドラマ・映画がシリーズ化された「HiGH&LOW」のレギュラーキャストとしておなじみで、役者としてのみならず、トーク力を生かして、日本テレビ系の情報番組「ZIP!」の火曜メインパーソナリティー、ニッポン放送「三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE」でパーソナリティーをつとめている。

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