一時中断の虫送り復活 伝統文化の後継者育成に助成

全国各地の伝統文化の継承や担い手の育成を支援している文化財団の助成先に、三重県度会町の立岡虫送り保存会が選ばれ、20日に助成金の贈呈式が行われました。全国各地の伝統文化の継承や担い手の育成を支援している文化財団の助成先に、三重県度会町の立岡虫送り保存会が選ばれ、20日に助成金の贈呈式が行われました。

明治安田クオリティオブライフ文化財団では、伝統文化の後継者を育成しようと助成を行っています。

30回を迎える今年は138件の応募があり、立岡虫送り保存会を含む42件が選ばれました。

明治安田生命の清水経祐津支社長から立岡虫送り保存会の山本操会長に、35万円分の目録が贈られました。

保存会では、一時中断していた虫送りを6年前に復活させましたが、行事に使う太鼓などを保管していた寺が一昨年火災となり、太鼓とホラ貝も焼失したため今回の助成制度に応募したということです。

明治安田クオリティオブライフ文化財団では、これまでに約1300件、6億4千万円以上の助成を行っています。

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