桑名北高とユマニテク短大 幼児保育協定 短大教員が高校講義

幼児保育に関する専門的な知識を活用した教育の実践につなげようと20日、三重県にある桑名北高校とユマニテク短期大学が連携協定を結びました。

桑名北高校では生徒たちのコミュニケーション能力を育もうと、15年前から2年生が選択授業の中で週に1回、市内の保育所に通い、子どもたちと1年間にわたって交流しています。

幼稚園教諭や保育士を志す学生が通うユマニテク短期大学との連携協定により、短大の教員が高校で講義を行うほか、子どもの発達段階に合わせた高校生の関わり方を助言するなど、専門的な知識をいかした教育を行うことになります。

今年は新型コロナウイルスの影響で、例年に比べ約3カ月遅れとなる8月末から高校生と保育所の子どもたちとの交流が始まるということです。

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