桑名の60代男性会社員感染 先週末まで公共交通機関で通勤

三重県は20日、桑名市に住む60代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

男性は、19日に感染が確認された桑名市の20代男性の父親で、県内の感染者数はのべ58人となりました。

桑名市に住む60代の会社員の男性は、前日に感染が確認された20代男性と同居している父親で、濃厚接触者として検査したところ感染が確認されました。

男性は19日に発熱の症状がありましたが、現在は症状がなく、県内の医療機関への入院に向けて調整を進めています。

男性は、県外の会社に17日まで公共交通機関を利用して通勤していたほか、18日には新型コロナウイルスとは別の症状で県内の医療機関を受診していましたが、日ごろからマスクを着用していたということです。

男性の濃厚接触者については、勤務する会社や18日に受診した医療機関を中心に県が調査を進めています。

なお、この男性のほかに、19日に感染が確認された20代男性の濃厚接触者として特定されていた2人については、検査の結果、陰性でした。

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