「彼氏と別れたいのに別れられない!」上手な切り出し方で円満お別れ

「彼氏と別れたいのに別れられない…」別れをうまく切り出せずに悩んでいませんか?「逆切れしそう」「ストーカーみたいになりそう」「大泣きされそう」など理由はいろいろ。でも別れると決めたら、きちんと対処することが相手への思いやりです。彼も納得の上手な別れの切り出し方、指南します!

 

別れられない理由は何?


彼氏と別れたくなる理由は「他に好きな人ができた」「彼氏の身勝手さにさめた」「彼氏が浪費家」「彼氏がマザコン」「ヒモ男っぽくなった」などいろいろありますよね。

そして別れたいのに別れられない理由もさまざまです。例えば次のようなパターンではなかなか切り出せません。

 

別れを切り出すのがそもそも怖い

「怒りそう、激高すると何されるかわからない」というDV気質の彼だと深刻です。でもこのまま付き合っていれば、もっとひどい目に合う可能性も。早めに決着をつけましょう。身を守るために、家族や友達に相談しておくことも大切です。

 

結婚の約束をしてしまった

結婚しようという約束をして、双方の親にも会ったとなると言い出しにくいですよね。婚約指輪をもらう前に早く決着をつけましょう。

 

彼氏にお金を貸している

別れたら返してもらえなくなりそうで心配です。でも付き合っていればもっと貸すことになりそう。しかもお金を返す、という口実で会おうと言ってくるかもしれません。それほど大金でなければあきらめる覚悟を。

 

彼氏は私がいないと生きていけないかも

あなたに出会う前も生きていたのですから、別れても彼は生きていけます。

では、別れの切り出し方についてお話していきましょう。

 

別れは「突然」「いきなり」伝えない


彼氏に別れを切り出す勇気が出たといっても、いきなり伝えるのは避けましょう。突然衝撃を受けると、誰しもショックを受けます。「納得できない!許せない!」となってこじれることが多く、トラブルになる可能性も。別れを切り出すには丁寧な準備が必要です。

 

立場を変えて考えてみる

もし自分が付き合っている彼に、いきなり「別れよう」と言われたらどうでしょうか。納得がいかないし、許せないとなりませんか?胸をかきむしられるような苦しみに襲われるかもしれません。大好きな相手が、一転して憎しみの対象になってしまうのではないでしょうか。

でも、なんとなく彼の態度が変だったり、私たちもそろそろ潮時?という予感があったりしたらどうでしょう。別れを切り出されてショックを受けたとしても「ああやっぱり」となりませんか?癒えるまでに要する時間もそれほどかからないかもしれません。

 

別れを少しずつ匂わせる

ずばり言わないけれど、「別れ」を少しずつ匂わせていきます。だらだらと長引かせると別れるタイミングを失うので、1~2ヶ月くらいで行動に移すことがポイントです。彼氏に「もしかしたら」という予感を与えていきます。

まずは今までよりデートの回数を減らし、会う時間も少なくしていきます。いつもはお泊りデートをしていても「用事がある」と泊まらずに帰ります。LINEの返事も減らしていきましょう。

会ったときは「1人で旅行をしたい」「もっと勉強したいことがある」など、別れたあとを思わせる会話をときどき織り込んでいくようにしましょう。

敏感な彼は「この頃変じゃない?」といわれるかもしれません。そうしたら「いろいろと考えていることがある」とだけ答えます。追求されたら「今日はもう帰るね」と帰ってしまいましょう。

 

別れを切り出すのは「直接会って」


直接彼氏に会って別れを切り出しましょう。顔を会わせていやな話をするのは、しんどいです。もう顔も見たくないとなっていたとしても、そして「束縛してくる」「すぐ怒る」など最悪なところが彼氏であったとしても、今まで付き合ってきた彼氏、楽しい時間も一緒に過ごしたはず。最後まできちんと対応しましょう。

もしLINEやメールで別れられたら楽ですよね。でも彼氏は「りょうかい!」というスタンプは返してこないでしょう。すぐ電話がかかってくるはずです。

多くの人はLINEやメールの別れ話には納得できません。結局「会って話そう」となりがちです。そのままにしておくと、家や職場を訪ねてきて「話をしよう」ということにもなりかねません。

連絡をすべて絶って、LINEをブロック、メールも受信拒否などフェイドアウトは最悪です。自分自身は別れを切り出すという、ヘビーな思いをしなくてすみます。しかし相手にとってはいつまでも納得がいかず、長期間の恨みをかってしまうかもしれません。

 

人目につくところで話を切り出す


別れ話をするおすすめの場所は、人目の多い昼間のファミレスやカフェです。大勢の人がいるので騒いだり、怒鳴ったりしづらいというメリットがあります。しかし居酒屋はやめておきましょう。お酒が入るので、酔ってまともな話ができなくなる可能性があります。

先払いをするカフェは話が終わったら立ち去りやすいのですが、彼氏も同じように立ち去りやすいのが難点。ファミレスなら支払う時間があるので、お金だけテーブルに置けば彼氏より早く立ち去ることができます。

その点からも後払いのお店がおすすめです。そして行く手を阻まれないように、出入口に近い方に座るようにします。

決して1人暮らしの自分の部屋や、彼氏の部屋では話さないようにしましょう。たとえ彼が「うちで話したい」「君の部屋でゆっくり話そう」といっても聞き入れないでくださいね。

特に彼氏の暴力や暴言が原因で別れたい方は、安全のためにも誰かもう一人友達に同席してもらうのもおすすめです。「なんで他の人がいるんだ!」となりかねないので離れた席に待機してもらいましょう。男性に来てもらうと新しい彼氏かと誤解を受けやすいので要注意です。

 

主語は「私」で貫く


最初に「あなたに話したいことがある、伝えるのは本当につらいんだけど」と前振りを忘れないでください。彼に「これは別れ話だ」と心の準備をしてもらいます。そのあと「私はあなたと別れたい」と主語は「私」で通します。

「あなたは私にひどいことを言うから」「あなたが浮気ばかりするから」と彼氏を主語にすると「じゃあ直すから、考え直して」という流れになります。ここで気持ちが揺らいでしまったら、いつまでも別れられません。

また自分のダメ出しばかり聞いていると怒りだす人もいます。「君だってあのときひどかっただろ!」と修羅場になる可能性もあるので、彼氏の欠点を言いたくなってもここは我慢。別れる理由を言うときは「私は」「私が」で頑張りましょう。

 

すがってきても対応しない


別れを切り出したら、彼氏がどんなにすがってきても対応しないという強い気持ちで挑みます。

 

・「俺が悪かったから直す(暴言・暴力・浪費など)」

ほぼ直ることはありません。「優しいところもあったな」なんて情にほだされないようにしましょう。

 

・「最後のキスを」

まだつけ入るスキがあると思われています。キスをすれば「じゃあホテルにいって最後に…」となって、またズルズルと付き合うことになるので応じないでください。

 

・「せめて駅まで一緒に」

一緒に電車に乗って、家までついてくるつもりです。お店で別れるようにします。

 

・「大泣きする」「怒鳴る」

お金を置いて、素早く立ち去りましょう。

 

彼氏への別れの切り出し方まとめ


「別れたいけど別れられない」というときは、別れを切り出す準備をしていきましょう。いきなりではなく少しずつ「別れ」を匂わせるのがポイント。いよいよ切り出すときは、強い気持ちで直接会って話します。ポイントは次の5点です。

・人目の多いファミレスやカフェで会う
・出入口に近い方に座る
・別れ話の前振りをしてから本題に入る。
・主語は「私が」を貫く。
・すがってきても振り払う。

上手に別れを切り出して、新しい人生を歩みだしてくださいね。彼氏も一時は落ち込むかもしれませんが時間が経つにつれ立ち直り、また歩き始めていくでしょう。

 

この記事を書いた人:

水田マディ

猫と音楽と本を愛する、リケジョの恋愛専門ライター。結婚・出産・離婚・シングルマザーなど、人生の酸いも甘いも経験済み。あなたの恋愛や結婚のお悩みを解決して、楽しく生きるお手伝いをします。

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