再発防ぐ気持ち共有 高鍋農高 口蹄疫忘れない集会

殺処分した牛や豚335頭に黙とうをささげた高鍋農業高生徒ら

 県内で家畜約30万頭が犠牲となった2010年の口蹄疫の教訓を後世に伝えようと、高鍋町の高鍋農業高(奥平博徳校長、344人)で17日、「口蹄疫を忘れない集会」があった。外部講師の講話から当時の状況を振り返り、国内外で感染が相次ぐ家畜伝染病に、改めて危機意識を高めた。

© 株式会社宮崎日日新聞社