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長崎市元船町の屋上庭園「ドラゴンプロムナード」で21日、長崎日大高(諫早市)デザイン美術科の生徒有志が手掛けた巨大絵画「長崎に酔う」(縦約1.2メートル、横約10メートル)の完成披露式があった。龍と長崎の食をモチーフにした絵が壁面を飾り、市民の憩いの場に彩りを添えた。
同庭園は県所有。指定管理者のトラスティ建物管理・プラネット共同事業体(長崎市)が、利用促進策として絵画の展示を計画し、同校に制作を依頼。生徒約10人が、海鮮鍋や角煮を堪能する4頭の龍や、中国の伝説で龍の子とされる5匹のコイを描いた。
式典で、トラスティ建物管理の中本幸人社長(55)は「県民や観光客を楽しませてくれると思う」とあいさつ。原画を担当した3年の田中響さん(17)は「明るさやエネルギッシュさが伝わればうれしい」と話した。