ICANが22、24日「オンライン・ツアー」 広島・長崎、原爆資料館の展示物をSNSで配信

© 株式会社長崎新聞社

「ICAN原爆資料館オンライン・ツアー」について、記者会見で概要を説明した川崎国際運営委員

 非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は22、24の両日、広島、長崎両市で「ICAN原爆資料館オンライン・ツアー」を実施する。両市の原爆資料館の展示物などを英語で紹介する様子を、会員制交流サイト(SNS)インスタグラムのライブ配信機能で世界中に配信する。
 新型コロナウイルス感染が広がる中、SNSを通して世界中の若者に被爆の実相に触れてもらう狙い。オンライン・ツアーは約30分間で全編英語。長崎では、被爆証言の記録活動などに取り組む「長崎の証言の会」の山口響さん(44)がガイド役を務める。
 ICANのインスタグラム(@nuclearban)で配信する。配信時間はそれぞれ、広島平和記念資料館が22日午後6時半~7時ごろ、長崎原爆資料館が24日午前8時~8時半ごろまで。ライブ配信終了後でも、24時間以内なら視聴できるという。
 20日、オンラインで記者会見したICANの川崎哲国際運営委員は「コロナの影響で、世界中のほとんどの人にとって資料館を訪れるのは難しい状況だ。今回の取り組みが、気軽に被爆について学ぶきっかけになれば」と語った。
 会見では、2017年にICANがノーベル平和賞を受賞した際のメダルと賞状を両資料館で展示することも発表した。展示は、広島平和記念資料館が7月23日~8月6日まで、長崎原爆資料館が8月8~22日まで。