授業の出席確認に「当たりくじ」機能。教育機関向けresponに「当たりくじ付き出席カード」機能が登場

2020年 7月22日
株式会社レスポン

授業の出席確認に「当たりくじ」機能
教育機関向けrespon(レスポン)に、「当たりくじ付き出席カード」機能を追加

株式会社レスポン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森田真基)が提供している教育機関向けrespon(レスポン)では、新機能「当たりくじ付き出席カード」をリリースします。 この新機能を使うと、教員は出席カードに「くじ」を設定でき、学生が授業でスマホを使って出席カードを提出すると同時に当選者を抽出します。 教員は当たった学生をリアルタイムに確認し、課題発表者の指名などに活用できます。

出席管理機能も実装したコミュニケーションツール"respon"
教育機関向けrespon は、授業中に教員と受講者のコミュニケーションを促進し、出席管理機能も兼ね備えたリアルタイムアンケートサービスとして2015年から運用を開始しています。 教員は、respon の管理ページにアクセスして授業ごとに「カード」を作成します。 カードは、出席確認のみを目的としたものや、アンケートなど様々な種類があります。 授業で教員はカードにアクセスするための「受付番号」を学生に通知。 学生はスマホの専用アプリに受付番号を入力して、カードを提出します。 responの最大の特長は、リアルタイムに集計結果の確認ができること。 respon を使うことで、教員は受講生の意見や理解度をその場で確認・フィードバック出来るようになります。 授業を双方向化するツールとして、またオンライン授業を活性化させるツールとしても注目されています。

新機能「当たりくじ付き出席カード」とは
今回リリースする「当たりくじ付き出席カード」は、出席確認と同時に「くじ」の抽選も行える、とてもユニークな機能です。
この機能では、教員が出席確認のカードを発行するときに、あらかじめ「当たり」の人数を設定します。 学生がその出席カードを提出すると同時に抽選をし、「当たり」の人が選ばれます。 当たった学生の画面には「当たり」の通知が表示され、同時に教員の画面では、当選者の名前をリアルタイムに確認できます。

(左)学生は、専用アプリで出席カードを提出。当たると即「当たり!」の表示。
(右)教員画面ではPCで提出状況と当選者がリアルタイムに表示されます。

「当たりくじ付き出席カード」の活用方法
「当たりくじ付き出席カード」の活用方法は色々です。 例えば「当たった人は、課題の発表」と設定しておけば、課題や宿題の発表者を無作為に抽出できます。 オンライン授業で発表者を指名する手段としても活用できるでしょう。 「当たった人は、チームリーダー」とすれば、チーム分けもスムーズに行えます。
また、当日の授業中でだけでなく、「当たった人は、来週までの課題テーマを選択」としておけば、次回の授業までの学びを促すこともできます。
さらに、「当たりくじ付き出席カード」を使うのは、1回の授業で1回だけとは限りません。 授業の中盤や終盤でも、様々な質問や課題の発表者の指名を目的に、何回もこのカードを使うことで授業が自然と参加型になります。

学生アプリの「当たり」の様子や、教員画面の様子はこちらの動画をご覧ください。

教員や学生の声から生まれた機能
「当たりくじ付き出席カード」は、様々な学校の教員や学生にインタビューを重ねてきた結果から生まれました。
最近の学生について、「真面目だけどおとなしい」という意見をよく伺います。 例えば、授業の中で挙手を促しても、なかなか手を上げてくれません。 その理由を学生に尋ねると「目立ちたくないから」 「意識高いと思われたくないから」 と言った答えが返ってきます。 「当たりくじ付き出席カード」を使えば、公平に、かつ楽しく発表の機会を与えることができます。
また、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業を展開している大学も多くなりましたが、通信の安定を図るために教員の映像だけを配信し、学生の映像はオフの状態で授業を展開しているケースも多くみられます。 すると、「端末はオンラインにしているが、実際に授業は見ていない/聞いていない」学生も現れます。 そんなときは「当たりくじ付き出席カード」を授業中に複数回実施し、その都度当選者に発表してもらうことで、学生の視聴確認はもちろん、授業への積極的な参加を促す効果も期待できます。

学ぶ姿勢を促し、授業をもっと参加型に
教室の中で、先生に指名されないかドキドキした経験はどなたにもあると思います。 「当たりくじ付き出席カード」は、その「ドキドキ」感を提供する機能です。
受講者の誰もが「当たる」可能性があり、何人当たるか、当たったら何が起きるかは先生次第。 当たるのは1名だけかもしれないし、出席者全員という可能性もあります(当たりの人数はカード発行時に教員が自由に設定できます)。 そのため、受講者は予習や課題に真剣に取り組み、さらに授業中も真剣に耳を傾けるようになるでしょう。
respon が目指しているのは「もっとリアルタイムに!」。 教室・オンライン、どちらの授業であっても、responを使うことで 参加型となり、より豊かな学びの体験を提供します。
「当たりくじ付き出席カード」は 2020年7月から、教育機関向けrespon * の標準機能として提供を開始します。

*教育機関向けresponは 大学・短期大学向けサービスとして展開をしていますが、こちらの機能にご関心があるその他の教育関係の方も、ぜひお問い合わせください。