ホラーにも幅を広げ俳優業に意欲的なKAT-TUN・亀梨和也

人気グループ・KAT-TUNの亀梨和也が21日、都内で行われた主演映画「事故物件 恐い間取り」(中田秀夫監督、8月28日公開)の完成記念イベントに出席したことを、各スポーツ紙が報じた。

同映画は、「事故物件住みます芸人」の松原タニシが、自身の実体験を綴り、10万部を突破した著書「事故物件怪談 恐い間取り」が原作。

亀梨演じる売れない芸人・山野ヤマメが、先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」とムチャぶりされたことから、事故物件を転々とすることになり、さまざまな怪奇現象に遭遇する姿を描く。

亀梨は、「ホラー作品に初めて参加しましたが、自信を持ってお届けできる」と会心の笑みを浮かべたという。

「ホラー作品もそうだが、お笑い芸人の役も初挑戦となるはず。最近、グループの活動が減っているので、今後に向けて、俳優業で幅を広げる意向に切り替えるのでは。そういう意欲が今作に現れている」(映画ライター)

亀梨はKAT-TUNでのCDデビューより前の1999年10月、TBS系「3年B組金八先生 第5シリーズ」で俳優デビューを果たした。

その後、数々の映像作品に出演していたが、13年5月公開の映画「俺俺」で、映画単独初主演を果たした。

ドラマでは17年に日本テレビ系ドラマ「ボク、運命の人です。」で主演を務め、共演の山下智久と2005年以来となるユニット・亀と山Pを結成し話題になった。

また、いずれもフジテレビ系で、おととしは「FINAL CUT」、昨年は「ストロベリーナイト・サーガ」でそれぞれ主演を果たした。

「今作で映画は8作目だが、今後、俳優業に力を入れるにあたり、代表作となるような映画を増やしたいところだろう」(同)

俳優としての亀梨の飛躍が期待される。

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