三重県は22日、大阪府在住で伊賀市内の実家に帰省していた10代の男子大学生が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
県内の感染者数は、のべ59人となりました。
この男性は大阪府内の大学へ通っていて、11日から伊賀市内の実家に帰省していました。
14日、伊賀市内のアルバイト先から帰宅した後、発熱や倦怠感などを訴え、検査の結果、21日に陽性が確認されました。
現在県内の医療機関に入院していて、味覚・嗅覚障害や肺炎などの症状があるということです。
男性は伊賀市内の実家に滞在しながらオンライン授業を受け、時々大阪府内の自宅に戻っていたということです。
現時点での濃厚接触者は、実家にいる家族3人。接触者としては、アルバイト先の同僚2人が特定されていて、三重県で検査を行っています。
また、三重県では大阪府内の行動の中で感染した可能性が高いと見て、大阪府と情報を共有しながら調査を進めることにしています。