「ウエストエクスプレス銀河」9月11日デビュー コロナで延期、当面は定員の6割程度で運行

「ウエストエクスプレス銀河」(2020年1月、大阪府吹田市)

 JR西日本は22日、新型コロナウイルスの影響で運行開始を見合わせていた長距離観光特急列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」について、9月11日にデビューさせると発表した。当面は子会社の日本旅行が扱う旅行商品に組み込み、乗車券単体の販売は見送る。8月1日に専用ホームページで販売方法を告知する。

 ウエストエクスプレス銀河は全席指定。11月末まで京都駅、大阪駅と出雲市駅(島根県)を結ぶ夜行特急として週2往復の運行を計画する。5月8日に運行を始める予定だったが、新型コロナの感染拡大を受けて延期していた。

 列車には寝転がってくつろげる席や個室もある。定員は85人だが、当面は乗客を定員の6割程度に絞るという。

© 株式会社京都新聞社