【新型コロナ】相模原で20代の男女2人感染 支援学校の教諭ら

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県相模原市は22日、市内在住の20代の男女2人の感染が新たに確認されたと発表した。軽症と無症状で、1人の感染経路が不明という。

 市と県教育委員会によると、20代女性は県立相模原中央支援学校(同市中央区)の教諭で、肢体不自由の子どもの担任をしている。女性は10日に県内の友人宅で3人で会食。友人1人の感染が16日に発覚したため、PCR検査を受けた。

 女性は15日まで通常通り勤務していたが、16日から在宅で勤務。女性が無症状だったため、市は疫学調査の実施要領に基づき、検査献体の採取日の20日から2日前までを感染可能期間と設定。女性はその2日間は出勤していなかったため、市は学校内に濃厚接触者はいないと判断した。

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