東京五輪まで1年 本県聖火ランナー コロナ後へ願い託す

 延期となった東京五輪の開幕まで1年。晴れ舞台に臨む本県の聖火ランナーも、新型コロナウイルス禍に見舞われ、起伏の激しい日々を送った。感染による重症化におびえて暮らした、がん闘病中の男性。臨時休校に小学校最後の思い出づくりの時間を奪われ、寂しさを募らせた中学1年の女子生徒。それぞれがコロナ後の活気ある社会への願いを聖火に託し、全力で走るつもりだ。

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