「ユナイテッド、低調デヘアの後釜にしうる5人の守護神」

再開後のプレミアリーグで復調を見せていたマンチェスター・ユナイテッド。そのなかで、守護神ダビド・デヘアの痛恨ミスが話題になっている。

ここでは、『talkSPORT』による「ユナイテッドが獲得を検討しうる代役候補たち」を見てみよう。

ディーン・ヘンダーソン(シェフィールド・ユナイテッド)

ユナイテッドが保有するヘンダーソンはブレイズ(シェフィールド・ユナイテッド)のエースとして素晴らしいシーズンを過ごした。

23歳の守護神はプレミアリーグ初参戦ながら、リーグ3位となる13度のクリーンシートを記録。

ユナイテッドはアカデミー育ちの彼をデヘアの長期的代役として考えており、遅かれ早かれそうなりうる。

ユナイテッドでの出場はまだないが、本人はレッドデヴィルズの主力になる決意を固めているとも。

ただ、ケパの代役としてチェルシーが獲得を狙っており、ユナイテッドは彼をオールド・トラッフォードに留めるための戦いに直面している。

アンドレ・オナナ(アヤックス)

彼もまた多くのトップクラブが注目を寄せるGKだ。

バルセロナのカンテラで育成された後、2015年にアヤックスに移籍したオナナ。昨季のCL大躍進のなかで圧巻のパフォーマンスを見せた。まだ24歳ながらトップチームでの出場数は178試合に達している。

ディストリビューション(配球)とボールに対する落ち着きを兼ね備えており、最も引く手あまたなGKのひとりになっている。本人も退団する可能性を示唆しているが…。

アレックス・メレト(ナポリ)

今回のリストのなかでは最も無名かもしれないが、才能面では見劣りしない。

ダビド・オスピナとの守護神争いを制し、ナポリの正GKに君臨するメレト。ユヴェントスとのコッパ・イタリア決勝ではMan of the Match級のパフォーマンスを見せつけた。

ミランやチェルシーでプレーした元イタリア代表GKマルコ・アメーリアも、その才能を絶賛しており、チェルシーに彼の獲得を進言したほど。

23歳と非常に若く、より安価なオプションとして、スールシャール監督は獲得に向かうべきだ。

ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン)

16歳からミランの守護神を務めてきた彼を引き抜くには多額の投資が必要になるはずだ。

ただ、ミランは欧州トップに返り咲くことを熱望しており、他のポジションを強化するために彼の現金化を検討するかもしれない。

イタリア最高のGKのひとりとしての地位を固めたドンナルンマだが、まだ21歳と若い。

もし獲得できれば、短くても10年間は主力に君臨するだろう。彼がいることでチーム全体も安心感を持てるはずだ。

ニック・ポープ(バーンリー)

もしユナイテッドがヘンダーソンを保持できない場合、ポープはデヘアの代役として間違いなく候補になるはずだ。

27歳の彼は2016年の加入以降、バーンリーで82試合に出場。トム・ヒートンに代わる守護神として、突出したパフォーマンスを見せている。

2018年にはイングランド代表に招集され、来年のEUROではジョーダン・ピックフォードに代わって守護神を任されると考えている者も多い。ただ、ヘンダーソンとの争いになるだろうが。

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彼ならドンナルンマやオナナよりはるかに安価なオプションになるはず。GKの補強費を節約して他のポジションに資金を回すためオプションとして、ユナイテッドはポープの獲得を検討するかもしれない。

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