【玉造】ふわふわ氷にとろ〜りミルク。癒しのご褒美かき氷『マツシタキッチン』

JR大阪環状線「玉造駅」の南出口から徒歩約3分。

まっすぐ行った先で分かれ道が見えたらもうすぐそこ。どことなく懐かしい雰囲気を感じるお店が『マツシタキッチン』です。

夏季限定ではためく「氷」の文字

雰囲気もお菓子も、ほっこりする可愛さ

2011年にオープン。こじんまりとした店内でゆったりとした時間が流れる、心安らぐカフェです。

カウンターが3席、テーブルは2人がけが2卓と4人がけが1卓

オープン当初からかき氷は夏季限定で提供しており、ケーキや焼き菓子は通年、コーヒーや紅茶といったドリンクと一緒に楽しめます。

店主・松下さんに話を聞くと、趣味が高じて始めたお店とのことですが、お店に並ぶお菓子はどれも繊細で、丁寧に手作りされたものばかり。

クッキーなどの焼き菓子は、ズラッと15種類以上

ケーキは小腹がすいたときにぴったりの、少し小さめのサイズです。

「モンブラン」(460円)と「レモンカードタルト」(480円) ※種類は日によって異なる

コロンとした一口サイズのマカロンは、自分へのご褒美や手土産にピッタリ。

左から「バニラ」、「レモン」、「抹茶」(各130円) ※種類は日によって異なる

ラベルやロゴのデザインを考えるのも好きで、包装等も自身でおこなっているという松下さん。

食べるのがもったいないほど可愛らしいクッキーも、松下さんのアイデアです。

包装用の針金を葉っぱに見立てた「向日葵のクッキー」(450円)

インパクト大!夏季限定のかき氷

そんな、一つひとつにこだわる松下さんが作るかき氷は、形も味も芸術的。

崩れそうなほど積み上がった氷はどこをとっても美味しく、次々口に運びたくなる味わいです。

オススメは、とろけるような甘さが口いっぱいに広がるミルクシリーズ。

中でも不動の人気を誇るのが、「カカオミルク」です。

「カカオミルク」(840円)

たっぷりのカカオシロップにココアパウダー、四隅には生クリームをトッピング。

とても濃厚ですが、ベースが氷だからでしょうか……まとわりつくような甘さはなく、幸福感に包まれる一杯です。

もう1つのオススメは、8月末頃までの限定かき氷「パッションフルーツミルク」です。

「パッションフルーツミルク」(860円)

新商品を求めるお客さんの声から生まれた同メニュー。

甘いものが好きな松下さんが考えるメニューにはなかった初のフルーツ系。夏らしい爽やかさが人気で、3〜4年は定着しているメニューとのこと。

自家製ブレンドのパッションフルーツシロップにミルク、そして四隅に生クリーム。上には爽やかなパッションフルーツゼリーがトッピングされていて、夏にピッタリの味わいです!

ふわふわとシャリシャリ、混ざり合う食感が楽しい

丁寧に積み上げられた削り氷はふわふわと口溶けの良い食感ですが、ところどころにミルクが浸透した重みのある氷があり、そのシャリシャリ感がひとつのアクセントになっています。

食感のおもしろさと、食べ進めるたびに深まる味わいに夢中になっていると、意外とあっというまに完食してしまいました!

ただし、食べきれるか不安な人には、ミニサイズも用意されているので安心を。

ミニサイズは通常サイズの半分より少なめの量になっています。

最後に

取材に訪れた日はあいにくの雨でしたが、次から次へとお客さんがやってきて、15時頃は満員の状態でした。

お客さんが多いときは人気のシロップが売り切れたり、閉店時間より前にオーダーをストップしたり、2時間以上待つこともあるそうなので、早めの来店がオススメ。

毎年5月頃〜10月頃までしか味わえない人気のかき氷。また、8月末頃までの限定フレーバーは、9月頃から別の味に入れ替わるとのことなので、こちらも要チェックです。

  • 甘いものに癒されたい
  • ほっこりするカフェに行きたい
  • いつもと一味違うかき氷が食べたい

そんなときはぜひ、『マツシタキッチン』へ足を運んでみてくださいね。

※掲載内容は取材時の情報です。ご利用の際は最新の情報を事前にご確認ください。

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