新型コロナウイルスの影響を受けた観光業を支援する「GoToトラベル」キャンペーンが始まりました。
4連休初日の23日、伊勢神宮の人出は以前ほどには戻っていないものの、朝から多くの観光客が訪れました。
国が旅行代金の最大5割を補助するこのキャンペーン。
鳥羽の離島、答志島のシラスやカキ料理、土産物を販売する浜与本店内宮前店の西元たみ子店長は、「コロナ禍になる前の状態に戻ってほしいという気持ちがすごくある、自分達も感染させたくない、したくないといった微妙な感じ」と話し、客足は以前の半分に満たないということで複雑な心境をのぞかせました。
一方、キャンペーンに向けて準備を進めてきた人たちもいます。
23日オープンの山村みるくがっこう内宮前店では、店舗の入り口に手洗い場を設けたほか、店内の各テーブルに消毒用のアルコールを設置しました。
尾鷲ヒノキや伊勢茶、さんま寿司など県内の特産品を扱う複数の店舗が入る割烹やまぐち。
武藤ひとみ店長も23日からのリニューアルオープンに向け準備を進めてきました。「ぜひ皆さんに来てほしい、感染の不安は多少あるものの頑張って商売したい」と話していました。