ポストシーズン出場枠 10球団から16球団への拡大で合意

日本時間7月24日、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会が2020年のポストシーズン出場枠を従来の10球団から16球団へ拡大することで合意に達したことが明らかになった。ESPNのマーリー・リベラが第一報を伝えた。

関係者によると、正式決定のためにはオーナー会議での最終的な承認が必要となるものの、2020年のポストシーズン出場枠が拡大されることはほぼ確実。各リーグ各地区の上位2球団に加え、各リーグの残りのチームのうち勝率上位2球団がポストシーズンへ進出することになる。

一発勝負だったワイルドカード・ゲームは廃止され、第1ラウンドは2勝先取の最大3試合制で行われる。余分な移動を減らし、なおかつ地区優勝の価値を高めるため、第1ラウンドは上位シード球団の本拠地で全試合が開催される予定だ。第2ラウンド以降は従来の形式を維持し、第2ラウンドが3勝先取の最大5試合制、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズは4勝先取の最大7試合制で行われる。

30球団の過半数となる16球団がポストシーズンへ進出できるため、勝率5割未満でポストシーズンに出場する球団が現れる可能性もありそうだ。

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