キャセイドラゴン航空、世界初のエアバスA330-300型機を退役

キャセイドラゴン航空は、世界初のエアバスA330-300型機(機体記号:B-HLJ)を、7月17日をもって退役させたと発表した。

この機体は試験飛行機として1992年に製造され、1996年にキャセイパシフィック航空が導入。その後、キャセイドラゴン航空(当時の香港ドラゴン航空)に転籍。グループで24年間運航してきた。ビジネスクラス42席、エコノミークラス265席の計307席を配置し、中国本土や近距離アジア路線に投入されていた。

導入当時は、世界最大の双発機だった。飛行時間は63,900時間、運航回数は26,983回に及んだ。

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