長野県内で初めて『医療従事者』の新型コロナ感染確認 諏訪市の40代女性

長野県で新たに新型コロナウイルスの感染者が確認されたことがわかりました。県内では、87人目です。

NIAID-RML

感染が確認されたのは、諏訪市の40代女性で医療従事者です。県内で、医療従事者が感染したのははじめてのことです。

【症状・経過】

13日 咳、痰の症状

17日 医療機関Aを受診 

20日 医療機関Bを受診(1回目)

22日 医療機関Bを受診(2回目)

   医療機関Cを紹介され検診・検体採取

23日 息苦しさ、吐き気があらわれたため、医療機関Cへ入院 

24日 「陽性」判明

症状は、回復傾向にあり、軽いということです。

県によりますと、女性は16日まで勤務していたことがわかっています。また、感染経路について、現在、調査中としていますが、発症前の2週間は県外への訪問は確認されていないということです。

濃厚接触者は、現時点で家族4人としています。

県内での感染者は累計で87人となりました。

一方、さきほど、諏訪赤十字病院が、40代の医療従事者がPCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明したとホームページに公表しました。

病院によりますと、現時点で院内に濃厚接触者はいないということです。ただ、全ての接触者に対してPCR検査を実施する予定としています。

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