諫早の50代男性感染 長崎県内51人目 今月だけで34人

 長崎県は24日、諫早市の50代自営業男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で確認された感染者はクルーズ船の集団感染を除き51人目。34人は今月に入って確認され、このうち19人が医療機関に入院、9人が軽症者用宿泊療養施設に入所しているという。
 県によると、男性は19日に倦怠(けんたい)感、頭痛、関節痛などの症状があり、翌20日には39度台の熱も出た。21日にかかりつけ医を受診し、23日に帰国者・接触者外来を受診。PCR検査の結果、同日午後に陽性が判明した。現在、指定医療機関に入院しており、発熱などの症状はあるが軽症。
 19日からさかのぼって2週間以内の県外移動はなく、発症後はほとんど外出していないという。県は現時点での濃厚接触者7人と接触者29人の検査を進め、詳しい行動歴などを調べている。


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