中上「8番手は少しがっかりだが、決勝は力強いレースができる」/MotoGP第3戦アンダルシアGP予選

 スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2週連続の開催となった2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP。7月25日に行われた予選で中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は今季ベストの8番グリッドを獲得した。

 中上は初日のフリー走行で総合8番手、FP2でトップタイムを記録し、マシンの仕上がりの良さを感じさせた。さらにFP4でも再びトップタイムをマークし予選に向けて順調な仕上がりを見せていた。

 予選ではホンダ勢のなかで唯一Q2に進出し、2度目のアタックで4番手の位置についていたが、最後のアタック中、最終コーナーでコースアウトしタイムアップすることができず8番手に終わった。

 これまでの中上のベストリザルトは、2019年のイタリアGPの5位。金曜日、土曜日と好走をみせた中上が、日曜日の決勝ではベストリザルト獲得に挑む。

中上貴晶 予選8番手
「2日目を終えて、とてもポジティブな状態です。僕たちは日曜日のレースセットアップに取り組んでおり、マシンははるかに快適で安定しています。予選では100%を目指していましたが、最終ラップの最終コーナーの前に振られて、マシンを止めることができませんでした。コントロールを失いましたが、クラッシュはしませんでした。しかし、マシンはトラックから外れて、ゲームオーバーでした」

「それまではどんどん速くなってQ2で4、5番手の位置でしたが、8番手で終えたので少しがっかりしました。しかし、チームは今週末素晴らしい仕事をしています。マシンはペースもいいし、明日は力強いレースができると思います」

2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2020年MotoGP第3戦アンダルシアGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

© 株式会社三栄