『キングオブコント』お医者さんコンとゾマホン・せんちゃんいとちゃん、異色組は惜しくも敗退!

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“真のコント王”を決める『キングオブコント2020』。7月8日(水)から全国各地で熱き戦いが繰り広げられていた予選1回戦が終了した。参加を表明し注目を集めていたギニア共和国出身のタレント、オスマン・サンコン(71)と現役医師・大竹真一郎氏(52)に、元駐日ベナン共和国特命全権大使でタレントのゾマホン・ルフィン(56)を加えた「お医者さんコンとゾマホン」のトリオは23日(木・祝)に挑戦。結果は惜しくも敗退となった。また1回戦の最終日となった25日(土)にはせんだみつお(72)と現役プロレスラー・カーベル伊藤(49)のコンビ「せんちゃんいとちゃん」が挑戦し会場を賑わせたが、健闘空しく敗退した。

今年はゾマホンを加え「メンタル面を強化する」と語っていた大竹医師は「すごいメンバーを引き連れて出場する訳ですから、どれだけオモロイことをしてくれるのかという期待値は皆さん高かったと思うんです。言い訳するとすれば、サンコンさんがもう少しアドリブで突っ込んでもらえるようにネタを考えればよかったかなと思います」と反省の弁を述べると、サンコンは「また大竹先生と出られるように頑張ります」と、早くも次回の挑戦への意欲を見せた。一方、ゾマホンは「エッ落ちたの。落ちたくないよ。徹夜して頑張ったのに。エッお金貰えないの。ダメだよ、家賃払えない。認めないよ」と怒りをあらわにして、この日一番の笑いを掴んでいた。

また「せんちゃんといとちゃん」は、会場を笑いに誘い込み、せんだがベテランの片鱗を見せたが、規定である2分のネタ披露時間を超え、タイムオーバーの警告アラームが鳴ってもネタが終わらない事態に。照明が暗転し、会場スタッフに促され2人はステージを下りた。せんだは突然の暗転に「照明の機材トラブルかと思った」という。2人は「挑戦する」という意気込みだけで舞台に立ってしまったようだ。

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会場スタッフから「既定の演技時間が2分だと知らなかったんですか?」と聞かれたせんだは、「だって5分で作ったネタだから。誰も教えてくれなかったし」と応える天然ぶりを見せ周囲を笑わせた。不甲斐ない結果となってしまったが、せんだは「この大会に出場できただけでもうれしい。だけど僕らの認識不足で時間内っていうのが分からなかった。これは僕らのミステイク。照明さん大変だなと思っていたら僕らが大変だったんだナハナハ」と明るく笑顔で語ると、カーベルは「せんちゃんと出来て楽しかった。僕らはまだ走り出したばかりです。これも修行だと思って頑張ります! 次は(1回戦を)突破します!」と早くも来年への意気込みを見せた。

予選2回戦は7月29日(水)から始まる。準々決勝は8月14日(金)から。そして準決勝は9月3日(木)・4日(金)にマイナビBLITZ赤坂で行われ、決勝はこの秋TBSで放送する!果たして、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か? 乞うご期待!

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