御厨ぶどう直売始まる ドライブスルー形式 松浦

「御厨ぶどう」を車に積み込む買い物客=松浦市、JAながさき西海牟田集荷所

 甘味が特長の松浦特産「御厨ぶどう」の直売が27日、長崎県松浦市星鹿町のJAながさき西海牟田集荷所で始まった。30日、8月3、6日にも販売する。
 例年は志佐町の道の駅「松浦海のふるさと館」を会場に実施しているが、今年は新型コロナウイルス問題に伴い、同集荷所でドライブスルー形式で販売することにした。
 御厨ぶどう部会(吉原靖雄部会長、12人)によると、春先の冷え込みや梅雨の日照不足の影響はあるものの、糖度は18度から21度あり、品質は良好という。
 巨峰とシャインマスカット、安芸クイーンの3品種を組み合わせたセットを1箱2千~3千円で販売。初日の販売開始時には、市内外からの約90台が行列をつくる人気ぶりで、中には10箱買い求める人もいた。

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