レンドンとテーランが間もなく復帰 シモンズは足首を負傷

エンゼルスは新戦力のアンソニー・レンドンとフリオ・テーランが間もなく戦列復帰できる見込みであることを明らかにした。レンドンは夏季キャンプ中に腹斜筋を痛め、テーランは新型コロナウイルスの影響により調整が遅れていた。一方、アンドレルトン・シモンズは日本時間7月28日のアスレチックス戦で足首を負傷して途中交代。精密検査を受ける予定となっている。

レンドンは3日連続で守備練習と打撃練習をこなしており、戦列復帰の準備はほぼ整っている。ジョー・マドン監督は日本時間7月28日のアスレチックス戦の試合前、「すべてが順調にいけば、明日(戦列復帰の)チャンスがあるかもしれない」とレンドン復帰を示唆。試合後には「彼は明日プレーできるだろう」と付け加えた。

テーランは日本時間7月29日にチームのキャンプ地で3回55球をメドに実戦での投球を行う予定となっており、順調にいけばその次の登板がメジャーのマウンドとなる可能性が高い。ミッキー・キャラウェイ投手コーチは「投げているボールも素晴らしかったし、コマンドも良かった」とテーランのコンディションの良さに太鼓判を押している。

レンドンとテーランが復帰間近となる一方、エンゼルスは球界屈指の好守を誇る正遊撃手を失う可能性が出てきた。シモンズは日本時間7月28日のアスレチックス戦の9回表にショートへの内野安打を放った際、左足首を負傷して途中交代。マドンはシモンズが精密検査を受ける予定であることを明らかにしたが、検査結果がわかるのは明日以降となる。

シモンズは昨年5月にも内野安打の際に左足首を痛め、1ヶ月以上にわたって戦線離脱。2018年6月に右足首を痛めて故障者リスト入りした際は、最少日数で戦列復帰を果たしている。レンドンが復帰してシモンズが離脱する場合、エンゼルスはレンドンの代わりに三塁を守っていたデービッド・フレッチャーをシモンズに代わる遊撃手として起用することになりそうだ。

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