管理異なる路面標示 横断歩道や停止線は警察 国と県も連携を

道路のセンターラインや横断歩道などの路面標示について、三重県と警察や国が連携して維持・管理を行うための初めての連絡調整会議が、27日に津市で開かれました。

三重県では、利用者からの要望が増加したことを受け、2017年度に県が管理する約1万キロの道路でセンターラインなどの点検を行いました。

その結果、4段階で最も状態が悪いと判断された道路の路面標示は約1400キロメートルあり、三重県ではこの道路を中心に2018年度から今年度中の完了を目指して路面標示の塗り替えを行っています。

横断歩道や停止線などは警察が、国道は国が管理していることから、調査や点検の方法の情報共有などを行い連携して管理を行おうと、初めての会議が開かれたものです。

会議には、警察や国土交通省の関係者らが出席し、それぞれの管理する路面標示の今の調査状況や塗り替えの実施状況を共有しました。

今後は、それぞれの課題について検討や調整が行われ、来年2月に第2回の会議が行われる予定です。

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