カブスが辛くも逃げ切り レッズ・秋山は代打で四球

【カブス8-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

カブスは先発のジョン・レスターが5イニングを無安打に抑える快投を見せ、5回終了時点で6点をリード。しかし、クローザーのクレイグ・キンブレルを含むリリーフ陣が6回以降に失点を重ね、最後はキンブレルを諦めて8番手のジェレミー・ジェフレスを投入し、なんとか1点差で逃げ切った。レスターが今季初勝利(0敗)、ジェフレスが今季初セーブを記録。レッズ先発のウェイド・マイリーは2回途中6失点(自責点5)でノックアウトされ、今季初黒星(0勝)を喫した。

6回表にアンソニー・リゾーが3号ソロを放ち、リードを7点に広げたカブスだったが、レッズは6回裏にジェシー・ウィンカーのタイムリーで反撃を開始。7回裏には新人タイラー・スティーブンソンのメジャー初打席本塁打などで3対8と5点差に迫り、8回裏にもジョーイ・ボットーのタイムリーで2点を奪った。

そして9回裏、カブスはキンブレルを投入したが、3つの四球で一死満塁の大ピンチ。代打で登場した秋山翔吾も四球を選んだ。ここでフレディ・ギャルビスの押し出し死球、スティーブンソンの押し出し四球であっという間に1点差になり、カブスのデービッド・ロス監督はキンブレル交代を決断。8番手のジェフレスがフィリップ・アービンを空振り三振、ジョーイ・ボットーをセンターライナーに仕留め、辛くも1点差で逃げ切った。

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