2020年最も売れたのはトヨタ ライズ! 5ナンバーサイズの大人気なSUVコンパクトカー

トヨタ 新型ライズ グレード:G│ボディカラー:シャイニングホワイトパール│タイヤサイズ:195/65R16

SUV好きの心をガッチリ掴んでいるフォルム

直線を多様したガッシリとしたシルエットに、力強いフロントグリルなどを備え、悪路を走るオフロードSUVだと感じさせるような、タフでアクティブな印象を受けます。フロントマスクの雰囲気が同じトヨタのRAV4に少し似ていますね。
フロント・リアともに、水平基調のデザインとなっており、人気のツートーンタイプを含めて、11種もの多彩なボディカラーが揃っています。コンパクトSUVクラストップレベルの広々とした荷室、室内空間と多彩なユーティリティ収納スペースも人気の理由かもしれません。
ライズの一番の魅力は、アクアやヤリスと同じ5ナンバーサイズで運転しやすいのに、タフな印象が強まったクロスオーバーSUVスタイルで、トレンド感と存在感を実現している所です。また、SUVの定番装備となるホイールアーチやボディ下まわりの樹脂パーツも装着され、この樹脂部分の見せ方がちょうどよいですね!
全長が3995mmと4mを下まわり、全幅は1695mm、全高は1620mm。ホンダ ヴェゼルやスズキ エスクードと同等のサイズになっています。最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は185mmの余裕を持たせ、 悪路のデコボコも乗り越えやすいクルマです。

シンプルながら居心地の良い居住空間

インテリアはエクステリアと同様に水平基調でシンプルな構成となっており、コンパクトなSUVとして満足できる仕上がりです。ナビゲーションのディスプレイが高い位置にあるため、画面は見えやすいですが、その分視界が狭く感じることも……。エアコンのスイッチは比較的高い位置に装着されて操作性が良く、左端の空調ダイヤルにも手が届きやすい場所に設置してあります。
シートのサイズには余裕があり、座り心地も問題なし。全高が1600mmを超えるので、立体駐車場の利便性は高くはないですが、頭上に十分な空間があって居住性は高いです。ピラーやウインドウの角度を立てたため、他のクルマに比べて圧迫感も感じません。
シートアレンジもしやすいので、ベビーカーからレジャー道具まで、たっぷり積み込めて便利です。後席の膝先空間は、身長170cmの大人4名が乗車して握りコブシ1つ半。ホンダ ヴェゼルの握りコブシ2つ半に比べると狭いですが、後席に座る乗員の足が前席の下側に収まりやすく、着座位置も適度で腰が落ち込まないから、そこまで窮屈とは感じないサイズです。
小さなボディにも関わらず、室内は5ナンバーサイズでもしっかり広くて、とくにラゲッジはコンパクトSUVトップレベルの369Lという大容量。アウトドアでも活躍しそうですね!

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