上川隆也が「遺留捜査」で10年ぶりの乗馬シーン。 「もっと乗っていたかった」

事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージをすくい上げる刑事・糸村聡の活躍を描く、テレビ朝日系の人気ミステリー「遺留捜査」の新作スペシャルが、8月9日(午後9:00)に放送。糸村といえばスーツ姿にスニーカー、バッグを斜めがけにして自転車で臨場するのが定番スタイルだが、今回はなんと馬に乗ることになるようだ。

今作のキーワードの一つが“馬の毛”で、被害者となる天才脳外科医の自宅から、木箱に入った芦毛の馬の毛が見つかったことから、糸村は馬と触れ合うことになる。

大河ドラマ「功名が辻」(NHK)や「柳生一族の陰謀」(同系)など、数々の時代劇で主演を務めてきた上川にとって、乗馬はお手のもの。「とんでもなく感情にあふれた動物と思わされますし、やはり人と長く付き合うだけの魅力のある動物だと思います」と馬の魅力を語る上川。撮影前に対面した馬に優しく語りかけると、軽快にまたがりまずはゆっくり歩かせてコミュニケーションをとり、手綱を握って徐々に呼吸を通い合わせていくことで、なんなく乗りこなしていく様子は、さすがの一言。

撮影が終わると、上川は「あっという間に撮影が終わってしまった感じです。もうちょっと鞍上にいたかったと思うくらい楽しいものだと再認識しました。やっぱり馬はかわいいです」と、久しぶりの馬との触れ合いを堪能し、「かなうことなら、いくらでも乗っていたかったですね」と名残惜しそうにしていた。

ちなみに、事件では糸村にいつも振り回され憤慨するが、いいコンビとして人気の高い科捜研研究員・村木繁役の甲本雅裕は、なぜか“カウボーイルック”で楽しげに馬を駆っていた。その登場シーンにも期待!?

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