エンゼルス・シモンズが故障者リスト入り レンドンは戦列復帰

エンゼルスは日本時間7月29日、正遊撃手のアンドレルトン・シモンズを10日間の故障者リストに登録した。シモンズは前日の試合で一塁へ駆け込んだ際、左足首を痛めていた。シモンズに代わる内野手としてルイス・レンヒーフォが故障者リストから戦列復帰。また、期待の新戦力、アンソニー・レンドンも「3番・サード」で今季初出場を果たしている。

シモンズは同28日のアスレチックス戦、9回表の攻撃で内野安打を放った際に左足首を負傷し、代走を送られて途中交代。昨年も同様の形で左足首を負傷して1ヶ月以上を欠場し、2018年にも右足首を痛めて短期間ながら戦列を離れたことがあるが、今回は復帰までどれくらいの時間がかかるか、今のところ明らかになっていない。

ジョー・マドン監督によると、シモンズは故障したことに落胆しつつも、すでに気持ちを切り替えて前を向いているという。何度も足首の故障で戦列を離れた経験があり、対処の仕方がすでにわかっていることもプラスに作用しているようだ。同29日のマリナーズ戦では、戦列復帰したレンドンがサードに入り、これまでサードを守っていたデービッド・フレッチャーがショートへ移ったが、シモンズ復帰までのあいだはこれが基本布陣となりそうだ。

フレッチャーはショートを守ることについて「ショートを守るのはいつだって快適だよ。数年前まではずっとショートを守っていたからね」とコメント。「オフシーズンや中断期間中はショートの練習もしていたし、夏季キャンプでも少しだけショートを守ったから準備はできているよ」とシモンズの穴埋めに自信を見せている。

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