エンゼルス大勝 プーホルス657号、大谷にもタイムリー

【マリナーズ2-10エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

期待の新戦力、アンソニー・レンドンが「3番・サード」で今季初出場となったエンゼルスは、アルバート・プーホルスが今季1号となる通算657本目の本塁打を放ち、レンドンにも移籍後初アーチが出るなど、打線が10安打10打点と爆発。マリナーズ投手陣を攻略し、10対2で大勝した。エンゼルス3番手のライアン・バクターが1回無失点で今季初勝利(0敗)を記録。一方、マリナーズ先発のジャスタス・シェフィールドは4回途中4失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

エンゼルスは2対1と1点リードで迎えた4回裏にマックス・スタッシの1号3ランで3点を追加。3点リードとなった5回裏にはプーホルスに1号ソロが飛び出し、その後も大谷翔平のタイムリー二塁打、レンドンの1号ソロなどでマリナーズを突き放した。通算657本目の本塁打を放ったプーホルスについて、ジョー・マドン監督は「タイミングがしっかり取れるようになってきた」とコメント。移籍後初アーチのレンドンは「試合に出場できるのは気分が良い。初めて(エンゼルスの)勝利に貢献できたのは嬉しいよ」とチームの勝利につながる一発を喜んだ。

レンドン復帰に伴い「5番・指名打者」での出場となった大谷は、2回裏の第1打席でショートゴロに倒れたあと、3回裏二死満塁のチャンスで迎えた第2打席ではセカンドフライ。5回裏の第3打席もサードゴロに終わったが、6回裏二死1塁で迎えた第4打席でフェンス直撃の二塁打を放ち、レンドンをホームへ迎え入れた。その後、8回裏の第5打席は空振り三振に倒れ、5打数1安打1打点。今季の打率は.143となった。

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