ヤンキース・田中 本拠地でのRソックス3連戦で復帰へ

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は日本時間7月29日、先発投手の起用プランについて言及した。明日30日から敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズで行われるオリオールズとの2連戦ではゲリット・コールとJ・A・ハップが先発。打球が頭部に直撃するアクシデントのあと順調に調整を進めている田中将大は、日本時間8月1日から本拠地ヤンキー・スタジアムで行われるレッドソックスとの3連戦で登板する予定となっている。

ヤンキースは敵地シチズンズバンク・パークで2試合、本拠地ヤンキー・スタジアムで2試合というフィリーズとの変則的な4連戦を戦う予定だったが、フィリーズが開幕カードで対戦したマーリンズのチーム内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、フィリーズとの4試合が延期に。今後のスケジュールに余裕を持たせるために、次週のオリオールズ3連戦のうち2試合の日程が変更され、明日30日から敵地ボルティモアで2試合を戦うことになった。この2試合には開幕投手のコールとベテラン左腕のハップが先発し、田中、ジョーダン・モンゴメリー、ジェームス・パクストンの3人が本拠地でのレッドソックス3連戦に回ると見られている。

田中は日本時間7月27日にシート打撃で40球前後を投じており、ここから中4日となれば、日本時間8月1日のホーム開幕戦で先発することになる。ただし、開幕2戦目に先発したパクストンも登板間隔が開いており、田中の登板日は流動的だ。現時点では「レッドソックス3連戦のどこかで先発する」ということが分かっているだけである。とはいえ、打球直撃のアクシデントから着実に回復してきた田中がメジャーのマウンドに戻ってくる日が近付いているのは間違いなさそうだ。

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