「どうぶつたちの畑」お目見え 森きらら 手作り野菜をプレゼント

ミニトマトなどを栽培している「どうぶつたちの畑」=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)のウサギ展示場横に「どうぶつたちの畑」がお目見え。展示している動物たちに手作りの野菜をプレゼントしようと、職員がミニトマトなどを育てている。
 職員2人が5月下旬に始めた。畑は約4平方メートル。ある程度同時期に収穫できるミニトマトやスイカ、トウモロコシを栽培している。同園のヤギのふんを肥料として利用。ミニトマトは今月中旬に収穫期を迎え、マントヒヒなどに食べさせている。スイカとトウモロコシは8月中旬以降の収穫になりそうだという。
 発案者の一人、動植物企画課の小泉那於さん(26)は「今後もう少し畑を広くして、動物たちのためにいろんな野菜を育てたい」と笑顔で話した。プレゼントする様子は随時、公式ツイッターで発信する。

© 株式会社長崎新聞社