平和の尊さを改めて実感してもらおうと、長崎県の諫早市で原爆パネル展が開催されている。8月27日まで、市立森山図書館や市立諫早図書館など4会場を巡回する。
2005年に行った平和都市諫早宣言に基づき、16回目の開催。長崎に投下された原子爆弾に関する写真23点のほか、市内の小学4年生を中心に子どもたちが書いた平和へのメッセージも展示している。
高来西ゆめ会館の巡回展は7月28日まで開かれ、市立小長井小の藤本和歌さん(9)は「戦争はあると大変で、たくさんの人が死んでしまうから、これからずっと平和でいてほしいので、友だちと仲良くします」とメッセージを寄せた。
同市企画政策課の担当者は「改めて平和の大切さが子どもたちに伝われば。自分にできることから未来の平和を、と願う子どもたちの純粋な言葉に、大人も勉強になることが多いのでは」と話した。
平和の尊さ実感して諫早で原爆パネル展 4会場を巡回
- Published
- 2020/07/29 23:15 (JST)
- Updated
- 2020/07/30 14:25 (JST)
© 株式会社長崎新聞社