山口タイブレークで4失点 早くも今季2敗目

【ナショナルズ4-0ブルージェイズ】(延長10回タイブレーク)@ナショナルズ・パーク

ブルージェイズの山口俊がメジャー2度目の登板で早くも2敗目を喫した(防御率36.00)。両軍無得点で迎えた延長10回表のタイブレーク、山口は連続四球で無死満塁のピンチを招き、二者連続三振のあと、アダム・イートンのタイムリー内野安打とアズドゥルバル・カブレラのタイムリー三塁打で4失点。その裏、ブルージェイズの攻撃は無得点に終わり、ナショナルズが4対0で勝利した。

サイ・ヤング賞3度のマックス・シャーザー(ナショナルズ)と超有望株のネイト・ピアソン(ブルージェイズ)の投げ合いということで大きな注目を集めた一戦は、シャーザーが8回途中3安打無失点、ピアソンも5回2安打無失点の好投を披露。両軍ブルペンも得点を許さず、0対0のままタイブレークに突入した。

山口は連続四球で無死満塁としたあと、ビクトル・ロブレスとトレイ・ターナーを空振り三振に仕留めたものの、イートンのピッチャー強襲の打球が間一髪セーフの内野安打となり、ナショナルズが1点を先制。続くカブレラが一塁線を破る走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、試合の行方を決定づけた。山口は今季2登板で2敗目(0勝)。ナショナルズ2番手のダニエル・ハドソンが今季初勝利(0敗)をマークした。

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