レッズ打線爆発 秋山は2安打&トリプルプレー

【カブス7-12レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズはマイク・ムスターカス、ニック・カステヤーノス、ニック・センゼルに本塁打が飛び出すなど打線が10安打12得点と爆発。カブス先発のカイル・ヘンドリックスを攻略し、12対7で勝利して連敗を4で止めた。レッズ先発のソニー・グレイは7回途中1安打2失点(自責点0)の快投で今季2勝目(0敗)。開幕戦で完封勝利をマークしたヘンドリックスは5回途中7安打6失点で今季初黒星(1勝)を喫した。

レッズの秋山翔吾は右腕ヘンドリックスに対して「1番・レフト」で先発出場。初回の第1打席は空振り三振に倒れたが、3回裏の第2打席でライトへのヒット、5回裏の第3打席でセンターへのエンタイトル二塁打を放ち、自身初のマルチ安打を記録した。その後、6回裏の第4打席は見逃し三振、7回裏の第5打席は無死満塁の場面でトリプルプレー(サードライナー)に終わり、5打数2安打。今季の打率は.267へ上昇した。

なお、秋山の第5打席のトリプルプレーだが、映像を見る限り、打球は三塁手のクリス・ブライアントのグラブに収まる前にバウンドしているように見える。しかし、内野手が捕球したフライまたはライナーに関するチャレンジは認められていないため、ブライアントが直接捕球したという判定に。満塁の走者が飛び出していたため、ブライアントは三塁を踏んだあと、ボールを一塁へ転送し、カブスとしては1997年以来23年ぶりとなるトリプルプレーが完成した。

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