性的少数者(LGBTなど)のカップルをパートナーとして公的に認める横浜市の「パートナーシップ宣誓制度」を利用して宣誓したカップルが30日、100組を突破した。昨年12月2日の制度開始から約8カ月での突破は、同様の制度を導入している全国の自治体の中でも早いという。
節目の100組目になったのは、同市保土ケ谷区に住む男性会社員(46)と、県外から引っ越し、17日から同居している男性(26)。制度に法的効力はないため、日常でのあらゆる場面で法律婚に準じた関係とみなされるのか、いまだ不安は残るが、「同性同士では婚姻できないので、『気持ちの証し』として宣誓を決めた」と説明。「これから指輪を買って交換する。宣誓をスタートに、一つ一つ形にしていきたい」とほほ笑んだ。