【新型コロナ】市主催のイベント、年内は原則中止に 相模原

相模原市役所

 新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受け、相模原市は30日の感染症対策本部会議で、市主催のイベントを12月末まで原則中止する方針を決めた。市は5月の時点で、市主催イベントを8月末まで開かない方針を決めており、4カ月延長した形となった。

 会議後、取材に応じた本村賢太郎市長は「ひとまず年内を見ていくことで決定した」と説明。「本市も7月だけで55人(30日現在)の陽性患者が出ており、第2波が来ていると思える数字だ。都心への訪問を控え、ひとりひとりができる取り組みをやっていただきたい」と呼び掛けた。

 市によると、今秋に予定されている市立小学校の修学旅行は予定通り行う。乳幼児検診、健康検診、防災関係の研修などは感染防止策を徹底して開催する。

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