オンラインで工場見学 諫早・森長 おこし製造リアルに

© 株式会社長崎新聞社

おこし製造の歴史などが学べる「オンライン工場見学」をPRする森社長=諫早市幸町、菓秀苑森長

 諫早市の菓子製造、販売業「菓秀苑森長」(森淳社長)は今月、同社ホームページ(HP)内で工場見学ができるウェブサイト「オンライン工場見学」を開設した。新型コロナウイルス感染症の影響で小学生の社会科見学が中止されたため、おこしやカステラの製造過程や同社の歴史を動画で配信し、学校に居ながら見学できる。
 工場見学は、幸町の工場を開設した1993年に開始。毎年、市内や佐賀県太良町の小学15~20校、計約300~400人が社会科見学で訪れているが、今年はすべて中止になった。
 そこで学習サポートとともに、衛生面により一層の配慮が必要なポストコロナを見据え、同社の海外販売やインターネット事業などを担当する「わかたむ」(若杉和哉社長)が工場内を動画で撮影し、森長HPで公開することにした。
 動画では水あめを熱し、黒糖と乾米(ほしいい)を加えた後、混ぜるおこしの職人技を解説付きで説明。従来、ガラス越しで工場内を見学していたときより、臨場感のある映像に仕上がった。人気の半熟生カステラなどの製造風景や同社の歴史なども収めた。
 今年、日本遺産に認定された諫早おこしを含む「シュガーロード」は、森長が登録済みの商標。森社長は「工場に来て、できたてのおこしを食べてもらえないのは残念だが、どこでもいつでも見学できるメリットがあり、シュガーロードのPRにも役立てたい」と話す。

アドレスはhttps://peraichi.com/landing pages/view/moricho