ビリー・アイリッシュ、自粛中に完成させた新曲「my future」リリース&MV公開

Photo by Kenneth Cappello 

ビリー・アイリッシュが、新曲「my future」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開した。

今年2月に発表した「No Time To Die」以来となる新曲は、コロナ禍のロックダウンによる外出自粛期間中に、彼女の兄でプロデューサーでもあるフィニアスと米国ロサンゼルスで作曲・レコーディングされたもの。

新曲について、ビリーは次のようにコメントしている。

この曲は自粛が始まった頃に書いた。私にとって、とてもパーソナルで特別な曲。書き始めた時、私の頭の中は希望と興奮で溢れてたんだけど、クレイジーなぐらい、自分を見直すことと、成長についても考えてたんだ。

でも今は、この世界で起こっている状況もあって、たくさんの新しい意味を持つと思う。みんながそれぞれの解釈を、この曲で見つけてくれるといいかな。

MVは、ビリーはアニメキャラクターとして登場。雨の中、月を見上げるビリーが印象的な始まりとなっているが、雨が止んだ後のシーンの切り替わりは、私たちの未来を勇気づけてくれる内容となっている。監督はオーストラリア出身のアーティスト、アンドリュー・オノラートが担当した。ユニバーサル ミュージックのHPでは、同楽曲の対訳を掲載中だ。

ビリーは、2020年の「第62回グラミー賞」で、最年少の18歳にして女性初、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門を含む5部門で受賞し、世界で一大現象を起こしている。今年3月から始まった「Where Do We Go? ワールドツアー」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により現在延期中だ。

ロサンゼルスの自宅で自粛中のビリーは、自分の将来をゆっくり考えながら「my future」を完成させた。Z世代の先駆者として新時代を生きる彼女の、力強い意志が込められている。

■アルバム情報

ビリー・アイリッシュ『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』

発売日2019年3月29日(金)

品番:UICS-1350

価 格:2,420 (税込)

視聴・ストリーミング等はこちら  

© ユニバーサル ミュージック合同会社