8月は猛暑に 熱中症の危険性増す

7月は三度にわたり大雨特別警報が発表され、山形県では1967年羽越豪雨以来の水害が発生しました。また、関東甲信地方の梅雨明けが8月にずれ込むのは2007年以来、13年ぶりのことです。
異例の7月が終わり、いよいよ8月です。これまでとは大きく変わり、この先しばらくは晴れて、厳しい暑さが続くでしょう。
総務省消防庁によると、7月20日から26日までに、全国で熱中症により救急搬送された人は3,073人で、この夏初めて3千人を超えました。
新型コロナ感染拡大で、マスク着用の徹底や換気など熱中症になりやすい条件がそろうなかでの猛暑です。健康な方でも、いつもと違う夏であることを意識して、疲れを感じる前に、休息を取るようにしてください。

気象予報士・片山 由紀子

画像について:1日の天気予報。

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