2020年上半期の販売台数第4位はヤリス! 秋発売のヤリスクロスで下半期は上位狙うか!?

(左)トヨタ ヤリス Z/(右)トヨタ ヤリス HYBRID G

低重心でスタイリッシュなデザインが好評なヤリス

ヤリスのボディサイズは欧州仕様では3ナンバーですが、日本仕様は全長3940×全幅1695×全高1500mmと5ナンバーサイズ。パワートレインは、新開発の1.5Lのハイブリッドとガソリンエンジン、そして先代から踏襲された1Lガソリンモデルも用意されています。
旧ヴィッツのイメージをどことなく踏襲している雰囲気はありますが、、WRCに参戦するラリーカーのベースともなっており、強めのキャラクターラインと複雑な面構成を持つその姿は、好みが分かれそうな気も……。
クーペ風のスタイルになった影響もあってかキャビンスペースはややミニマムな印象。張り出して感じられる前後のフェンダーや、後方に向かって水平に飛び出してるコンビネーションランプ一体型のリアガーニッシュなど、ひと目でヤリスと判るハッキリとした個性が出ていますね!

スタイリッシュで個性的な外装とは裏腹に大人っぽい室内空間

ダッシュボードは水平基調の2段構え。スイッチ類のレイアウトも機能的で判りやすく、初乗りでもそれほど戸惑わずに操作することができます。ドライビングポジションの自由度が高く、自然と的確な姿勢をキープしながら走ることが可能なのが需要なポイントなのかもしれないですね。
先代ヴィッツよりもヤリスは大幅に質感が向上しました。シート形状もグレードによって2種類が用意され、オプションでターンチルトシートを選択できるなど、幅広いユーザー層に対応しており、さすがトヨタのベーシックコンパクトカーですね!
後席はシートが直角な気がするなど少し狭く感じるとの声も。しかし、180cm級の人が座っても足元はともかく、頭周りの広さには居心地が悪い!と思うほどではないようです。

2020年9月新型コンパクトクロスオーバーSUV「ヤリスクロス」発売!

フロントマスクはフロントノーズが長く見え、スポーティーさよりも重厚感や存在感強め。しかしそれほどクセは強くなく、小柄な割には立派に見せるデザインで多くのユーザーに支持されそうですね。

ヤリスクロスのボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm(アンテナを除く)で、ベースとなるコンパクトカーの「ヤリス」に対し全高が60mm高くなりました。

アンダー部からフェンダー周りまでを樹脂パーツで取り囲んでいるため、SUVらしい力強さやアクティブな印象です。

※スペックはトヨタ社内測定値

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