川崎市は31日、深夜営業で接待を伴う市内の飲食業者約800社に、新型コロナウイルス感染症対策を記した資料を郵送した。大声で話さない、少し離れて接客する、回し飲みはしないなどの対策をイラスト入りで紹介している。
市内でも20、30代を中心に新規感染者が増加し、飲食店での会食で感染するケースも目立つという。首都圏を中心に、6月ごろから接待を伴う飲食店での感染拡大も起きていることから、対策の徹底を直接、呼び掛けることにした。
市感染症対策課は「いま一度、感染症対策を確認してほしい。困ったら、資料に記載した各区衛生課まで連絡を」と呼び掛けている