ダルビッシュが6回2安打無失点の快投で今季初勝利!

【パイレーツ3-6カブス】@リグリー・フィールド

前日の試合が雨天中止となり、スライド先発となったカブスのダルビッシュ有は、4回表に三者三振を奪うなど、6回86球を投げてパイレーツ打線を2安打7三振に抑える快投を披露。昨年の後半戦を思い起こさせる見事なピッチングで今季初勝利(1敗)をマークした。一方、パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは5回途中4安打3失点(自責点2)で今季2敗目(0勝)。試合はパイレーツ救援陣からも得点を重ねたカブスが6対3で勝利した。

3回裏一死1・2塁からハビアー・バイエズのバントが相手のミスを誘い、1点を先制したカブスは、4回裏にジェイソン・キプニスの1号ソロ、5回裏にジェイソン・ヘイワードのタイムリーで追加点を奪い、4点をリード。8回表にジャロッド・ダイソンのタイムリーで1点を返されたが、8回裏にアンソニー・リゾーの2点タイムリーでリードを広げ、9回表にクレイグ・キンブレルがジョシュ・ベルの1号ソロ、コリン・モランの4号ソロで2点を失ったものの、6対3で逃げ切った。

ダルビッシュは、初回先頭のアダム・フレイジャーを四球で出塁させたが、牽制でアウトにして打者3人で無失点に抑える立ち上がり。2回表先頭のモランにヒットを許したあと、打者11人をパーフェクトに抑え、5回表二死からコール・タッカーにヒット&盗塁を許してピンチを背負ったものの、後続を打ち取って無失点で切り抜けた。6回表は危なげなく三者凡退に抑え、余力を残して6回86球で降板。今季2先発目で初勝利をマークした。

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