オリオールズがサヨナラ勝ち 筒香は4打数ノーヒット

【レイズ4-5xオリオールズ】(延長11回タイブレーク)@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズは8回表に3点差を追い付かれ、試合はタイブレークに突入。11回裏に送りバントで一死3塁とし、二死2・3塁となったあと、パット・バライカがライトへのタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。オリオールズ先発のウェイド・ルブランは6回途中4安打1失点の好投を見せ、6番手のトラビス・レイキンスがメジャー初勝利をマーク。レイズ5番手のオリバー・ドレイクに今季2敗目(0勝)が記録された。

レイズがタイラー・グラスノー、オリオールズがルブランの先発で始まった一戦は、4回裏にレナト・ヌニェスの1号ソロなどでオリオールズが2点を先制。6回表にレイズがマイク・ブロソーの1号ソロで1点を返したが、オリオールズは6回裏に2点を追加し、リードを3点に広げた。その後、レイズは8回表に一死満塁のチャンスを作り、ケビン・キアマイアーのタイムリーなどで4対4の同点に。試合はタイブレークに突入し、11回裏にバライカがタイムリーを放って試合に決着をつけた。

レイズの筒香嘉智は「3番・レフト」で先発出場。初回の第1打席はセンターライナー、3回表の第2打席はセカンドゴロ、6回表の第3打席はレフトフライに倒れたが、8回表の第4打席は四球を選び、チームの同点劇を呼び込んだ。タイブレークの先頭打者として迎えた10回表の第5打席はレフトフライに終わり、タッチアップで三塁を狙った崔志萬(チェ・ジマン)がアウトになって痛恨のダブルプレー。4打数ノーヒット1四球で今季の打率は.200となった。

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