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基本は一緒、でもディテールは結構違っていた!
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北米向けのトヨタ ヴェンザはそもそもガソリンモデルやFFの設定はなく、全車ハイブリッド+E-Four(4WD)の設定のみ。
という訳で同じハイブリッドでE-Four、しかも同じセンシュアルレッドマイカ、同じ18インチタイヤのモデルを日米で並べてみました。ヴェンザのほうはベースグレードのLE。ハリアーは中間グレードのGです。
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フロント斜めからのショットでは、北米仕様にバッジ類が多いことに気が付きます。フェンダーのハイブリッドマーク、リアドア下のAWDマーク。どちらもヴェンザの売りなので、しっかりアピってます。その点トヨタ版はあくまでも控え目です。
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さらによーく見てみるとヘッドランプも違う。ヴェンザ LEのヘッドライトが3灯式LEDヘッドランプ。ハリアーだとベースグレードのみに設定されるものです。
いっぽうのハリアー Gはプロジェクター式LEDヘッドランプ+LEDデイタイムランニングランプ。ちなみにヴェンザでもグレードによってはハリアー同様のタイプとなっています。
ハンドル位置のほかに、インテリアの違いは!?
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外観同様、日本仕様と北米仕様で内装の仕様は異なります。ハンドル位置の違いや、速度表記のキロとマイルの違いはまず基本的なところです。
日本仕様のGグレードでは、ブラック内装以外に写真のグレー内装も選択可能。内装色により同グレードでも加飾の仕様が変化するなど、ハリアーは全体に仕様差のバリエーションが多いのが特徴。
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トヨタ ヴェンザ LEはベースグレードなので、日本で言うSグレード相当。加飾パネルやメーターなどがシンプルな仕様になっています。シンプルとはいえ、これで十分に上質です。
JDMとUSDM、あえてお互いの国仕様にしてみる楽しみも!?
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日本車を、あえて北米仕様に似せてカスタマイズするドレスアップ手法、“USDM”というのがあります。そんな細かな違い! と思いますが、北米でもやはり“JDM”という日本仕様風にカスタマイズすることが流行っていたりします。そう、ヴェンザのエンブレムをわざわざ「ハリアー」と変える人がきっと遠からず出てくるってこと。なんだか面白いですね。
と、話がどんどんマニアックな方向に向かってしまうので、もっと気になる!という方はぜひフォトギャラリーも併せてじっくりご覧あれ。
[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)/撮影:島村 栄二・トヨタ自動車]