さらなる強い組織に

**国立研究開発法人 国立循環器病研究センター病院
飯原 弘二 病院長(いいはら・こうじ)**
1987年京都大学医学部卒業。
国立循環器病研究センター脳血管部門長、九州大学大学院医学研究院脳神経外科教授、
同大学病院病院長補佐などを経て、2020年から現職。

心臓病や脳卒中などに特化した高度専門医療機関の国立循環器病研究センター病院。就任した飯原弘二病院長も、脳血管障害が専門の外科医として、長く同センターで経験を積んだ。「設立時の原点に立ち返り、組織力を高めたい」と抱負を語る。

コロナ禍中の着任

病院長に就いたこの春、世界は新型コロナウイルスの感染拡大で騒然としていた。外出もままならない日々。「新任者としてあいさつに回るべき人の所にも足を運べない。もちろん、懇親会もできませんし」と苦笑する。

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